皆さん、オ~ラ~、カタマールです!

さて、昨年勝手に立ち上げましたスペイン2部リーグを応援する企画「セグンダ応援隊」

セグンダ全22クラブ11チーム目のご紹介です(ようやく半分・・・汗)

今回は1年でプリメラ復帰を目指すレアル・バジャドリードです。

今回も下記のポイントに注目して見ていきましょう。

①クラブデータ

②注目の選手

③合わせてチェックしたい街の観光ポイント

④絶対食べたい地元グルメ

①クラブデータ

 

正式名称 : レアル・バジャドリード・クルブ・デ・フットボル

ホームタウン:カスティージャ・イ・レオン州バジャドリード県バジャドリード

創設年:1928年

チームカラー:

ホームスタジアム:ホセ・ソリージャ(27618人収容)

2020-21シーズン成績:プリメラ19位

 

かつては元日本代表FW 城彰二氏がプレーし、現在はあのロナウドが会長を務める日本でも知名度の高いバジャドリード。優勝経験こそありませんがプリメラ在籍年数は43年、国王杯準優勝2回、旧UEFAカップにも2回出場経験があるなど、ラ・リーガ有数の歴史と実績のあるクラブです。

愛称「エル・プセラ(El Pucela)」とは?

本拠地ホセ・ソリージャの観客席やメディアでよく見かけるこの愛称はクラブだけでなく、バジャドリーの町やそこに住む人々にも使われます。由来は諸説ありますが、最も有力なのはフランスの国民的ヒロイン「ジャンヌ・ダルク」から来ていると言うもの。当時、この地域に住んでいた騎士たちがイングランドと戦うジャンヌ・ダルクの軍隊へ加勢するためにフランスへ渡ったとされていることから、ジャンヌ・ダルクを示す「オルレアンの乙女(フランス語:la Pucelle d’Orléans)」が「Pucela」となったのだそうです。

②注目選手

①MFオスカル・プラノ(Óscar Plano)

 

プリメラ昇格を果たした2017-18シーズンに加入以来、バジャドリードの攻撃の核を担うのがこの選手。レアル・マドリードのカンテラ育ちで、カスティージャ時代にへセ(現ラス・パルマス)、チェリシェフ(現バレンシア)、アレックスとナチョのフェルナンデス兄弟(現カディス、現レアル・マドリード)らとプレー。トップには上がれませんでしたが、セグンダではコンスタントに結果を残してきた実力者です。

②FWセルヒオ・レオン(Sergio León)

 

ラ・リーガファンにはお馴染みのベテランFW。ベティスの下部組織出身の彼は、セグンダ得点王を獲得したエルチェ(2015-16)やオサスナで得点を量産してベティスへ復帰。1年目は2桁ゴールを挙げたものの、2年目は思うように結果が出せずレバンテへ移籍。そして今季はバジャドリードへ加入して久々にセグンダでのプレーとなります。

③合わせてチェックしたい街の観光ポイント

バジャドリードってどこにあるの?

スペイン北西部最大の都市であるバジャドリードは、州都を公式に定めていないカスティージャ・イ・レオン州において行政府と議会が設置された同州の中心地です。

バジャドリードのアクセス方法

格安航空会社ブエリング航空を使ってマドリッドやバルセロナからアクセス可能ですが、週3本と便がとても少ないため鉄道での旅がおススメです。特にマドリッドからは新幹線(AVE)を含めて約1時間ごとに電車があり、所要時間1~1.5時間で行けちゃいます。

おすすめの観光ポイント

現在のスペイン王国の基礎とされるカスティージャ王国とアラゴン王国の両王が婚姻(1492年)の場となり、その後スペインが明確な首都を持っていなかった1561年までトレドと共に宮廷が置かれるなど、スペインの歴史でも重要な存在がこのバジャドリードです。そのため当時の豪華な建物が観光の見どころとなっています。

①旧バジャドリード王宮(Palacio Real de Valladolid)

1561年に王宮をマドリードに移したフェリペ2世の子、フェリペ3世の時代に1601年から6年間だけバジャドリードに王宮が移されました。見どころは豪華な装飾と美しい中庭。当時の王室の生活ぶりを感じることができます。

②ホセ・ソリージャの生家(Casa Museo José Zorrilla)

戯曲『ドン・フアン・テノーリオ』の作者として有名なスペインのロマン派詩人ホセ・ソリージャ(1817-1893)はバジャドリード生まれ。サッカーファンならレアル・バジャドリードのスタジアム名になっていることにはすぐお気づきでしょう。

④絶対食べたい地元グルメ

同じカスティージャ・イ・レオン州のクラブであるSDポンフェラディーナやCDミランデスでもご紹介したように、冬の寒さが厳しい北スペインならではの料理が有名です。

①ソパ・デ・アホ(Sopa de Ajo)

 

日本でも知名度の高いニンニクスープはスペインの中でも特にこのバジャドリードでよく飲まれます。調理は実にシンプルで、刻んだニンニク、パンを入れ、そこに少量のオリーブオイルとパプリカパウダーを振って煮込み、最後に卵を落とします。熱々のスープでニンニクもたくさん採れ、寒い冬にもってこいの料理です。

②子羊のロースト(Lechazo Asado)

こちら北スペイン名産の料理。まだ母乳を飲んでいて餌を食べていない生後1か月の子羊を土鍋でローストします。2時間じっくり焼き上げた子羊は表面はパリッと、中はジューシー。北スペインに来たら絶対にトライしたい一品です。

まとめ

・現会長はあのロナウド!元日本代表FWもプレーしたスペイン有数の名門クラブ。

・注目選手は攻撃の中心「オスカル・プラノ」とラ・リーガファンお馴染みの「セルヒオ・レオン」

・マドリードから高速列車で約1.5時間。カスティージャ・イ・レオン州の中心都市バジャドリード。

・絶品「子羊のロースト」と日本でも知られている「ソパ・デ・アホ」がおススメグルメ!

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