皆さん、オ~ラ~、カタマールです!

勝手に立ち上げましたスペイン2部リーグを応援する企画「セグンダ応援隊」

今回はあの元日本代表MF香川真司選手が所属したレアル・サラゴサです。

なんとっ、公式Twitterアカウントを通してスタッフの方にご協力をいただきました!レアル・サラゴサの皆様、本当にありがとうございます。

今回も下記のポイントに注目して見ていきましょう。

①クラブデータ

②注目の選手

③合わせてチェックしたい街の観光ポイント

④絶対食べたい地元グルメ

①クラブデータ

 

正式名称 : レアル・サラゴサ(Real Zaragoza)

ホームタウン:アラゴン州サラゴサ県サラゴサ

創設年:1932年

チームカラー:白と青

ホームスタジアム:ラ・ロマレダ(33608人収容)

2020-21シーズン成績:プリメラ15位

ラ・リーガファンにはお馴染み、今年で創立90周年を迎えたスペイン有数のビッグクラブであるサラゴサ。その起源は市内に存在していた、ミツバチの愛称のイベリアFCと、愛称がトマトというサラゴサCDの両クラブが合併した1932年にあります。

リーグ優勝こそないものの、国王杯6回、そしてスーペルコパ、カップウィナーズカップ、インターシティーズ・フェアーズカップをそれぞれ1回ずつ制覇。中でも1994-95シーズン、パリでアーセナルを下したカップウィナーズカップ決勝は今でも伝説として語り継がれるタイトルです。当時のチームを指揮していたのが、現在の監督であるビクトル・フェルナンデスでした。

 

最近では元日本代表の香川真司選手がプレーしましたが(2019-20シーズン)、以前は長谷川アーリアジャスール選手や、Bチームに指宿洋史選手が所属したクラブでもあります。

また、優秀な下部組織を有するクラブでもあり、過去には現PSGのアンデル・エレーラや、現レアル・マドリードのヘスス・バジェホ、現在のチームにもスペインU21代表メンバーであるフランチョ・セラーノやアレハンドロ・フランセスらは皆、サラゴサのカンテラーノたちです。

近年は深刻な財政問題を抱え、ついにクラブの売却が決定。クラブの新株主はあのベッカムと共同でインテルマイアミのオーナーを務めるホルヘ・マス氏になり、アメリカ資本のクラブになりました。それにより、64年続く本拠地ラ・ロマレダ新設の話もでているそうです。

②注目選手

①DFアレハンドロ・フランセス(Alejandro Francés)

 

地元サラゴサ生まれ、期待のカンテラーノであるフランセス。若干17歳でトップチームデビューを飾ると、すぐさまサラゴサ守備陣の中心に成長。スペインU21代表メンバーでもあり、来年の欧州選手権本大会でも活躍が期待されています。決して大柄でありませんが、対人プレーも強く、足元の技術も確か。積極的な攻撃参加でも魅せる現代型のディフェンダーです。

②FW イヴァン・アソン(Iván Azón)

 

こちらも地元出身のカンテラーノ。2019-20シーズンにデビューを飾ると、少ない時間で貴重なゴールを連発。特に今季はシーズン後半にコンスタントに出場時間を得て、自己最多となる7ゴールをマークし、さらなる活躍が期待されているアタッカーです。

③合わせてチェックしたい街の観光ポイント

サラゴサってどこにあるの?

スペイン内陸部アラゴン州都であるサラゴサは約70万人の人口を有する大都市です。その歴史は古く、カスティージャ王国と共にスペイン王国の基礎を作ったアラゴン王国の都でもありました。

サラゴサへのアクセス方法

もちろん、サラゴサには空港がありますが、行くならスペインの新幹線アヴェ(AVE)がおススメ。サラゴサ・デリシアス駅(Zaragoza Delicias)はマドリードとバルセロナの間に位置し、どちらからも約1時間半でいけちゃいます。

おすすめの観光ポイント

ここではクラブの方に、おススメの観光スポットをピックアップしていただきました!

①ヌエストラ・セニョーラ・デル・ピラール聖堂(Basílica de Nuestra Señora del Pilar de Zaragoza)

まさにサラゴサの象徴といえるピラール聖堂。「ピラール」とはスペイン語で柱という意味で、布教中の聖ヤコブが目前の柱に聖母マリアが現れる奇跡を見て、その聖母マリアに捧げた礼拝堂に「ピラールの聖母像」を置いたことに由来します。サラゴサのみならずスペイン全土の守護聖母として崇められています。現在の広々としたバロック建築の教会は1681年に工事がスタートし、1686年に完成しました。スペインの地で聖母マリアが唯一現れたとされるこのサラゴサでは、10月12日にピラール祭(Fiesta de Pilar)を開催し、ピラールの聖母を称えます。この教会でしか購入できないリボン(Medida de la Virgen del Pilar)はサラゴサっ子がお守り代わりに必ず持っているアイテムです。

②サルバドール・デ・サラゴサ大聖堂(Catedral del Salvador de Zaragoza)

 

アラゴン語で大司教座を意味するセオ(Seo)から、ラ・セオ(La Seo)とも呼ばれる大聖堂。その後陣、礼拝堂、ドームは、ここアラゴン州にある10つのムデハル様式を集めた世界遺産「アラゴンのムデハル様式の建築物」の一つです。サラゴサでプレーした香川真司選手のプロモーションビデオの撮影地にもなったそうです。

④絶対食べたい地元グルメ

★エル・トゥボ(El Tubo)でバル巡り★

バル巡りと言えば、マドリード?バスク地方?いえいえ、サラゴサにもバル巡りにうってつけの飲み屋街があるんです。それがエル・トゥボ地区(El Tubo) 町の中心部ピラール聖堂の近くとアクセスはバツグンで、雰囲気のいいバルが所狭しと並んでいます。個人的なおススメは、オリーブオイルとガーリックが香ばしい絶品マッシュルームを出すエル・チャンピ(El Champi)と、豚バラ肉をカリッと揚げたトレスノ(Torrezno)が名物のエル・カスト(El Casto)です。たくさん飲んで食べたら、酔いざましにライトアップされたピラール聖堂へ。

まとめ

・2019-20シーズンに香川真司選手が在籍したサラゴサは、国王杯6回優勝のスペイン屈指の名門クラブ。

・注目選手はカンテラーノのアレハンドロ・フランセスと、イヴァン・アソン。

・スペインの守護聖人、ピラールの聖母はここサラゴサの象徴。

・みんな大好きバル巡り!サラゴサにいいお店たくさんあります!

・最新情報はクラブの公式日本語Twitterアカウントにて!

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