皆さん、オ~ラ~、カタマールです!

さて、昨年勝手に立ち上げましたスペイン2部リーグを応援する企画「セグンダ応援隊」

今回は久々のプリメラ復帰に意気込むCDテネリフェです。

今回も下記のポイントに注目して見ていきましょう。

①クラブデータ

②注目の選手

③合わせてチェックしたい街の観光ポイント

④絶対食べたい地元グルメ

①クラブデータ

 

正式名称 : クルブ・デポルティーボ・テネリフェ(Club Deportivo Tenerife)

ホームタウン:カナリア諸島州テネリフェ島サンタ・クルス・デ・テネリフェ

創設年:1912年

チームカラー:青と白

ホームスタジアム:エリオドロ・ロドリゲス・ロペス(22824人収容)

2020-21シーズン成績:セグンダ14位

 

カナリア諸島テネリフェ島に位置する名門クラブ。合計13年間プレーしたプリメラは2009-10シーズンを最後に遠ざかっていますが、ラ・リーガを代表するクラブです。2016-17シーズンにはクラブ初となる日本人、柴崎岳選手がプレー。昇格POで敗れ惜しくもプリメラ復帰とはなりませんでしたが、日本のサッカーファンにもすっかりお馴染みのクラブとなったことでしょう。

同じカナリア諸島の「UDラス・パルマス」とはカナリア・ダービーと呼ばれるライバル関係にあります。

②注目選手

①FWエンリク・ガジェゴ(Enric Gallego)

 

チームを引っ張る36歳の遅咲きストライカー。たった4年前まで3部でプレーしていた苦労人です。バルセロナ生まれですがバルサやエスパニョールのカンテラには縁がなく、プロキャリアは20歳に5部(カタルーニャ1部)でスタート。コルネジャなどカタルーニャ州の街クラブでゴールを量産、のちに移籍したエクストラマドゥーラUDで2部昇格を果たして、31歳にしてようやく全国的に認知されるようになりました。セグンダでも確実に結果を残し、ついにウエスカでプリメラにデビュー。ヘタフェ、オサスナでは思うようにゴールは奪えませんでしたが今季加入したここテネリフェで再びエースの座を獲得しています。

②FWサムエル・シャショウア(Samuel Shashoua)

 

生まれはロンドン、アメリカ国籍のエジプト人の父とベネズエラ人の母を持つ異色の経歴の持ち主。トッテナムユース出身で、アンダー世代のイングランド代表に選出されるもトップデビューは飾ることなくスペイン3部のアトレティコ・バレアレスに移籍。そこでの活躍が認められセグンダのテネリフェが彼を獲得しました。緩急をつけた巧みなドリブルが武器で、今季はアシストに加えて得点でもチームに貢献しています。

③合わせてチェックしたい街の観光ポイント

テネリフェってどこにあるの?

スペイン本土から遠く離れた大西洋に浮かぶカナリア諸島のひとつテネリフェ島。そのカナリア諸島最大の都市がサンタ・クルス・デ・テネリフェです。この島は元々、火山島でスペイン最高峰のテイデ山(3718m)があります。

テネリフェのアクセス方法

スペイン本土から島の北部にあるテネリフェ・ノルテ空港はフライトで約3時間ほど。カナリア諸島とスペイン本土は時差がマイナス1時間あります。空港から島の北東に位置するサンタ・クルス・デ・テネリフェへは空港バスで約30分です。1年通して温暖でスペインだけでなくヨーロッパ中から多くの観光客がバカンスに訪れます。

おすすめの観光ポイント

①テイデ国立公園(Parque Nacional del Teide)

スペイン最高峰のテイデ火山とその周辺は国立公園として世界遺産に登録されています。ここには固有種の植物がたくさん自生しており、珍しい草花に出会えます。テイデ火山を眺めならのハイキングも楽しいですが、思い切って登山はいかがでしょうか。ロープウェーがありますが、最後の200mは自分の足で。ただその価値は十分あると言えるでしょう。

②ドゥケ・ビーチ(Playa del Duque)

南の島テネリフェのビーチはどれもきれいですが特に人気はドゥケ・ビーチ。テネリフェ最大の都市サンタ・クルス・デ・テネリフェとは真反対にあるエリアですが、輝く海と真っ白な砂浜はもちろん、周辺も落ち着いた雰囲気の地元住民もおススメするビーチです。

③サン・クリストバル・デ・ラ・ラグナ(San Cristóbal de La Laguna)

北部にある歴史地区ラグナの旧市街散策です。1823年までテネリフェ島の首都だったラグナは文化の中心として栄え、カラフルな建物が目を引くとても可愛らしい街並みが特徴です。街自体が世界遺産に登録され、スペイン本土とはまたひと味違う雰囲気が楽しめます。

④サンタ・クルス・デ・テネリフェのカーニバル(Carnaval de Santa Cruz de Tenerife)

 

カーニバルと言えばブラジルのリオのカーニバルを思い浮かべますが、リオデジャネイロの姉妹都市であるサンタ・クルス・デ・テネリフェで行われるカーニバルも大変な盛り上がりを見せます。通常は2月あたりの約1か月間行われ、みな連日のように外に出て、歌って踊って楽しみます。スペインではカディスやガリシアといった他都市でもカーニバルはありますが、ここテネリフェと言えばやはり「カーニバルのレイナ(女王)」を決めるコンクール。参加者はその年のテーマに沿った衣装を身にまとい約1キロあるステージを歩きます。またその衣装が派手でとにかくデカいんです!小林幸子もビックリですね(笑)コロナ禍で昨年は外出しないようにオンラインでイベントを開催したり、今年も6月に延期が決まるなど、テネリフェの人々も相当モヤモヤがたまっているでしょう。。。

④絶対食べたい地元グルメ

①マグロのアドボ(Atún en adobo)

元々は食材を保存するために使われたアドボという酢に漬け込む調理法。カナリア諸島で魚を獲れるマグロを酢、オリーブオイル、ニンニクや香辛料を合わせて作ったソースに漬け込み、じっくり味を染み込ませてから焼きます。

②サンコチョ・カナリオ(Sancocho Canario)

中南米にも同名のスープ料理がありますが、カナリア諸島のサンコチョは少し違います。塩漬けにした白身魚にカナリア特産のソース「モホ」をつけていただきます。この料理は特にイースター(4月中旬)の聖なる金曜日(Viernes Santo)に食べられ、キリスト教ではイエス・キリストが磔に処せられた日であり、肉を食べないという習慣から来たものだと言われています。

まとめ

・スペイン本土から飛行機で約3時間。カナリア諸島自治州最大の都市サンタ・クルス・デ・テネリフェ。

・プリメラ在籍は計13年。ラ・リーガ有数の名門クラブ。過去には日本代表MF柴崎岳選手もプレー。

・全ヨーロッパから観光客が訪れるリゾート地。見どころはスペイン最高峰のテイデ山や大自然。

 

 

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