皆さん、オ~ラ~、カタマールです!
さて、昨年勝手に立ち上げましたスペイン2部リーグを応援する企画「セグンダ応援隊」
今回はガリシアの雄CDルーゴです。
今回も下記のポイントに注目して見ていきましょう。
①クラブデータ
②注目の選手
③合わせてチェックしたい街の観光ポイント
④絶対食べたい地元グルメ
①クラブデータ
Todo listo no Anxo Carro para o partido desta tarde! ☀️🏟️
👍 @calfensadeporte #ForzaLugo pic.twitter.com/oNglZAbhrN
— Club Deportivo Lugo (@CDeportivoLugo) May 1, 2022
正式名称 : クルブ・デポルティーボ・ルーゴ(Club Deportivo Lugo)
ホームタウン:ガリシア州ルーゴ県ルーゴ
創設年:1953年
チームカラー:赤と白
ホームスタジアム:エスタディオ・アンショ・カロ(7114人収容)
2020-21シーズン成績:セグンダ18位
1953年、解散してしまったルーゴの2つのクラブ「SGルセンセ(Sociedad Gimnástica Lucense)」と「CDポルボリン(CD Polvorín)」が合併して誕生したCDルーゴ。92-93シーズンにセグンダ初昇格。2012-13シーズン以来、一度も降格を経験せず、しっかりとセグンダに定着しています。
②注目選手
①FWクリス・ラモス(Chris Ramos)
Enorme victoria la de ayer en casa, con nuestra afición y frente al líder. Seguimos sumando todos juntos!!!💪🏾❤️🤍 pic.twitter.com/X0DMSoMIQv
— Chris Ramos (@Chris_Ramos11) January 20, 2022
カディス生まれの長身アタッカー。バジャドリード在籍時に21歳でプリメラデビューを果たすも、トップチームに定着できず2年間はレンタル先の3部でプレー。そこで着実に結果を残し、昨季はついにセグンダのルーゴへ。シーズンを通して活躍して見事、完全移籍を獲得しました。セグンダには少ない「デカくて速いウィンガー」で今季は課題だった得点力も向上し、ここまで35試合出場7ゴール4アシストと活躍しています(38節終了時)
②FWジャウマ・クエジャル(Jaume Cuéllar)
⏱️75′ | 0-1 | #CDLugo 🆚 @CDTOficial#LugoTenerife#ForzaLugo pic.twitter.com/Z25Tnp7DwT
— Club Deportivo Lugo (@CDeportivoLugo) May 1, 2022
カタルーニャ生まれのボリビア人FW。幼少期、地元クラブでの活躍が評価され14歳でバルサの下部組織へ入団。2年間在籍した後、イタリアのスパルへ移籍し「セリアA初のボリビア人選手」としてトップリーグデビューも果たしました。ただ、その後は定着できず今季、スペインへ復帰。当初は控えでしたが、シーズンを追うごとに活躍を見せ現在はしっかり定位置を確保しています。ポジションはウイングで、クリス・ラモスの逆サイド。低重心でスピードに乗ったドリブル突破が魅力です。
③合わせてチェックしたい街の観光ポイント
ルーゴってどこにあるの?
ガリシア州東部の人口10万人の町ルーゴ。その歴史は古く、紀元前26年から12年にかけて、初代ローマ皇帝「アウグストゥス」により建設されたといいます。当時は「明るい」や「聖なる森」を意味する「ルクス」を用いた名称「ルクス・アウグスティ」と呼ばれ、イベリア半島におけるローマ属州の都の一つとして機能しました。
ルーゴのアクセス方法
空路では直接アクセスできないルーゴへは、約100キロ離れたサンティアゴ・デ・コンポステーラ空港からバス(約1.5時間)で行くか、同じガリシア州の都市、ラ・コルーニャやオーレンセから中距離列車(Tren de Media Distancia)を使って行きます(約2時間)
おすすめの観光ポイント
①ローマ城壁(Muralla Romana de Lugo)
紀元前3世紀から4世紀にかけて作られた市壁は、とても保存状態が良い点から世界遺産にも登録されています。ほぼ欠けることなく360度、街を取り囲んでいます。
②ルーゴ大聖堂(Catedral de Lugo)
小さな町で一際、目を引くのが大きな大聖堂です。1129年に着工されロマネスク様式の大聖堂となるも、その後は増築を繰り返したことで、回廊、主祭壇や後陣の礼拝堂はゴシック様式、さらに聖母の礼拝堂と回廊はバロック様式と様々なスタイルが入り混じっています。
④絶対食べたい地元グルメ
①ガリシア風スープ(Caldo Gallego)
寒い冬にもってこいのガリシア版のポトフです。白インゲン、グレロス(Grelos)というカブの葉に似た野菜、塩漬けにした豚バラ肉などを、じっくりと煮込みます。
②タコのガリシア風(Pulpo a la Gallega)
ガリシアと言えば、新鮮なシーフードですが、この料理はスペインを代表する人気メニューです。「ガリシア風」とはガリシア州以外が使う呼び名で、地元ではガリシア語で「Polbo á Feira(お祭りタコ)」と呼びます。茹でたタコにピメントン(パプリカパウダー)とオリーブオイルをかけたシンプルな料理ですが、その起源は意外にも地元のガリシア人の発明ではないようです。昔、南部エクストレマドゥーラより、オリーブオイルとピメントンを運んでいたカスティージャ・イ・レオンの商人たちが、タダ同然で手に入れた乾燥したタコを水でもどして、オリーブオイルとピメントンをかけて食べたのが始まりと言われています。
まとめ
・すっかりセグンダに定着したルーゴ。今季も残留決定!
・世界遺産に登録されているルーゴの城壁。欧州でも最高の保存状態!
・ガリシアと言えば新鮮なシーフード!日本でも有名な絶品タコ料理。