皆さん、オ~ラ~、カタマールです!

さて、昨年勝手に立ち上げましたスペイン2部リーグを応援する企画「セグンダ応援隊」

今回は残念ながら降格が決まってしまったADアルコルコンです。

今回も下記のポイントに注目して見ていきましょう。

①クラブデータ

②注目の選手

③合わせてチェックしたい街の観光ポイント

④絶対食べたい地元グルメ

①クラブデータ

 

正式名称 : アグルパシオン・デポルティーバ・アルコルコン(Agrupación Deportiva Alcorcón)

ホームタウン:マドリード州アルコルコン県アルコルコン

創設年:1971

チームカラー:イエロー

ホームスタジアム:サント・ドミンゴ(5100人収容)

2020-21シーズン成績:セグンダ17位

創設が1971年とスペインでは「若いサッカークラブ」であるADアルコルコン。アルコルコンはマドリード州南部のベッドタウンで、近隣にはヘタフェやレガネス、フエンラブラダといったクラブがあります。2009-10シーズンにセグンダ初昇格を果たすと、それから12シーズン連続でプレー。しかし今季は開幕から不調が続き、残念ながら3部降格が決定しました。

 

アルコルコンが一気に有名になったシーンと言えば、「アルコルコナッソ(Alcorconazo)」と名付けられたセグンダ昇格シーズン、国王杯でのレアル・アマドリード戦。本拠地サント・ドミンゴでなんと4-0と圧勝。2戦合計4-1でスペインサッカー史に残るジャイアントキリングを果たしました。

②注目選手

① DF “ラウレ” ラウレアーノ・サナブリア(Laureano Sanabria)

 

デポルティーボで10年に渡り活躍した37歳のベテランサイドバック。地元マドリード出身で、フベニール世代はレアル・マドリードでもプレーしました。5シーズン目となったアルコルコンではキャプテンを務め、30試合に出場するなど衰え知らずの選手です。

② FWウーゴ・フライレ(Hugo Fraile)

 

こちらもマドリード出身のベテランプレイヤー。ヘタフェやスポルティング時代にプリメラでもプレーしたアタッカーです。フエンラブラダ時代にクラブをセグンダへ導き、セグンダ初年度ではキャリアハイとなる40試合13ゴール3アシストを記録しています。

③合わせてチェックしたい街の観光ポイント

アルコルコンってどこにあるの?

マドリードの南西部のベッドタウンであるアルコルコン。隣町にフエンラブラダやレガネス、ヘタフェなどがあります。20世紀初頭にカスティージャ貴族がアルコルコンに建てた2軒の邸宅が、のちにスペイン内戦中にフランコ総統がカントリーハウスとして使用されたことでも有名な町です。

アルコルコンのアクセス方法

マドリード中心部から国鉄レンフェ(RENFE)の近郊線に乗って40分でアクセスできます。マドリードのベッドタウンだけあって、中心部へのバスや地下鉄など公共交通機関が発達しています。

おすすめの観光ポイント

観光するならマドリード市街エリアがおススメですが、ここではアルコルコン市にある2つのミュージアムをご紹介します。

①MAVA(Museo de Arte de Vidrio de Alcorcón)

 

街の北東部サン・ホセ・デ・バルデラス地区(San José de Valderas)にある文化センター内にある現代美術館。お城のような建物に、ガラスでできたアート作品が多数展示されています。

②国立空軍博物館(Museo de Aeronáutica y Astronáutica)

 

街の北部マドリード・クアトロ・ビエントス空港との間にある博物館。スペイン国防省の管轄で、広大な敷地内には、スペイン空軍で実際に使用される戦闘機や、過去の戦闘機の模型などが展示されています。

④絶対食べたい地元グルメ

・マドリード風コシード(Cocido Madrileño)

スペインの伝統的なスープ仕立ての鍋料理です。大きな鍋に野菜やお肉、豆類をじっくりと煮て作ります。コシードはスペイン全土に存在しますが、牛肉や豚肉、生ハムやチョリソーといったお肉類が豊富に入ったこのマドリード風は、寒い冬の定番メニューとなっています。

まとめ

・アルコルコンはマドリード南西部のベッドタウン。ヘタフェやレガネスのお隣。

・レアル・マドリードを破った「アルコルコナッソ」は国王杯史上最大のジャイアントキリング

・寒い冬はじっくり煮込んだマドリード風コシードであったまろう!

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