皆さん、オ~ラ~、カタマールです!
今回は「スペインのコロナ感染状況」について。
世界的に見ても感染拡大が深刻だったスペインも今年の春ごろからようやく落ち着き始めた印象です。
観光シーズンの今、観光立国スペインは損失を取り戻すために「規制緩和」に進んでいます。
まずは簡単にスペインのコロナ感染状況を確認しましょう。
スペインのコロナ感染状況 (スペイン国営放送TVE調べ)
ここまでの経緯
2021年8月31日現在、感染者の合計が約490万人、死亡者数が8.5万人です。
2020年3月に緊急事態宣言が発令され、ほぼ2か月の間ロックダウン。この間、入院者数と死者数の上昇率がピークを迎えました。その後、引き締めと緩和を繰り返し、今年5月9日にようやく緊急事態宣言が解除。ワクチン接種も始まり、規制緩和に舵を切ったのが現在のスペインです。
ここ1年半ほどの推移。左から感染者数、死亡者数。
現在はどう?
2021年8月31日現在、スペインは第5波から徐々に回復しつつある状況です。
1日の新規感染者数は約7千~1万人。死亡者数は約50~100人。過去2週間の「人口10万当たりの感染者数」は233,75人で、ピーク時の700人よりはかなり低い数字です。とはいえ、スペインの人口は日本の半分以下である約4600万人であることを考えれば、日本よりははるかに多いのは紛れもない事実です。。。
ワクチン接種は進んでる?
意外(!?)にもスペインは世界的に見てもワクチン接種率がかなり高いです。
完全に摂取した人は全人口の約70%、少なくとも1回は接種した人は約77% (2021年8月31日現在)
スペインではファイザー、アストラゼネカ、モデルナ、ジョンソンエンドジョンソンの4社のワクチンが使用され、今年5月から年齢順に接種が始まりました。現在は12歳以上のすべてのスペイン在住者が接種可能です。
高いワクチン接種率から「早く観光客を受け入れたい」という観光立国スペインの意図がうかがえますね。
早く自由に旅行できる日よ戻ってこ~い(泣)
※データ参照元 スペイン国営放送TVE
まとめ
・スペインは依然として心配な状況が続くも回復傾向。
・全人口の約7割はワクチン接種完了。
・観光客受け入れのため規制緩和が加速。