9/16 スペイン渡航情報~スペインが日本からの入国制限を発表~

皆さん、オ~ラ~!カタマールです。

先日、日本がスペイン保健省が定める危険国・地域のリストに入ったことを受けて今後、日本からの入国に制限があるかも・・・とお伝えしましたが、16日、スペイン内務省から入国制限が発表されました。

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スペインが日本からの入国制限を発表

9月20日(月)0時よりスペイン入国に際し、以下の条件が課せられます。

ケース①

EU・シェンゲン協定域内国の居住者の場合(身分証明書を保持している場合や就労・留学等のビザを取得している場合)

→渡航時にワクチン接種証明書、PCR検査陰性証明書又はコロナ回復証明書を提示

ケース②

EU・シェンゲン協定域内国の居住者でない場合

→渡航時にワクチン接種証明書を提示

省令のリンク(スペイン語)
https://boe.es/boe/dias/2021/09/16/pdfs/BOE-A-2021-15041.pdf

未だ日本のワクチン接種証明書はスペインでは認められておらず・・・

日本から旅行目的でスペインに渡航する場合はケース②にあたり、ルール上はワクチン接種証明書を提示すればスペインに入国できますが、実はまだ日本のワクチン接種証明書はスペインで使用できるか確認がとれていません(汗)

ちなみに使用できる国は下記の外務省のHPで確認できます。

<日本のワクチン証明書が有効な国>
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/certificationlist.html

旅行目的のスペイン行きは少なくとも、日本のワクチン接種証明書が正式に使用できるようになってからですね・・・泣

ワクチン接種証明書、PCR検査陰性証明書、コロナ回復証明書のルール

ちなみにケース①の場合に求められる「ワクチン接種証明書、PCR検査陰性証明書又はコロナ回復証明書」の詳細は以下。

ワクチン接種証明書
・ワクチン接種証明書は、ワクチンの最終接種日の14日後から有
・ワクチンは、欧州医薬品庁又は世界保健機関によって承認されたもの
・証明書は、氏名、接種完了日、接種したワクチンの種類、接種回数、発行国、証明書発行機関、に関する情報を含む必要がある

検査陰性結果証明書(以下のいずれかの証明書が有効。証明書は、氏名、検査実施日、検査の種類、発行国に関する情報を含む必要がある)
・スペイン到着の72時間前までに発行された核酸増幅検査(NAAT(PCR検査等))証明書
・スペイン到着の48時間前までに発行された欧州委員会が認める迅速抗原検出検査(RAT)証明書

感染後の回復証明書
・医療機関が実施する核酸増幅検査(PCR検査)による最初の陽性結果から少なくとも11日後の証明書が有効
・証明書の有効期限は、検査実施から180日間
・証明書は、氏名、最初に陽性結果が得られた検査の実施日、検査の種類、発行国に関する情報を含む必要がある

その他の検疫手続きは変わらず。自主隔離期間もなし。

全ての入国者に対して実施される検疫手続き
空港及び港湾からスペインに入国する全ての者に対して、ア 申告書の提出、イ 検温、ウ 目視によるチェック、が引き続き実施されます。(※日本からスペインへ入国する場合も対象)
<保健省規則のリンク>
https://www.boe.es/boe/dias/2020/11/12/pdfs/BOE-A-2020-14049.pdf

①申告書の提出
スペイン国外の空港又は港湾からスペインに入国する全ての者は、スペインに向けて出発する前に 、保健省の専用ページ 「 https://www.spth.gob.es/  」又は専用の無料アプ リ 「SPAIN TRAVEL HEALTH-SpTH」に表示されるフォーマットに電子的に記入し、提出する必要があります(フォーマットは、上記リンクの7~10ページ目に定められています(人定事項や健康状態を問う内容))。提出後、QRコードが送付されますので、入国時に(11月23日以降はスペイン行きの出発地において航空会社から)提示を求められます。なお、電子的に記入することが難しい方は、紙での提出が認められます。

なお、官報では、スペインに入国する全ての者と記載されていますが、空港管理会社(AENA)や航空会社によれば、EU・シェンゲン域外国居住者が、スペインへの入国無しで、乗り換えのみでシェンゲン域外国(英国等)へ移動するトランジットの場合であっても申告書の提出が求められており、出発時の空港カウンターでのチェックインの際にも、申告の有無がシステムでチェックされているとの情報がありますので、スペインに入国しないトランジットのみの場合でも、念のため上記の手続を行うことをお勧めします。
<保健省の専用ページを通じた申告手続きの流れ(アプリも同様)
https://www.es.emb-japan.go.jp/files/100071248.pdf

②検温
検温は、非接触型の体温計又はサーモグラフィーカメラにより行われます(個人のデータ及びカメラの画像は保存されません。)。

③手続きを通じて新型コロナウイルスの感染が疑われる場合。
検温で37.5度以上が検知された場合、又は、申告書若しくは目視により感染が疑われる場合、追加の診断(追加の検温、健康状態のチェックを含む)が行われます。追加の診断でも感染の疑いが残る場合は、医療機関への搬送に移る可能性があります。
<保健省規則のリンク>
https://www.boe.es/boe/dias/2020/11/12/pdfs/BOE-A-2020-14049.pdf

まとめ

・9月20日から日本からの入国制限アリ。

・EU・シェンゲン協定域内国の居住者の場合は、渡航時にワクチン接種証明書、PCR検査陰性証明書又はコロナ回復証明書を提示

・EU・シェンゲン協定域内国の居住者でない場合は、渡航時にワクチン接種証明書を提示。しかし、日本のワクチン接種証明書は未だスペインで使用できるか確認が取れておらず。

・旅行目的の渡航は少なくとも日本のワクチン接種証明書の使用がスペインで認められてから。

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